飼っていた犬が老犬になって歯磨きを嫌がるようになった……。
おむかえした犬が歯磨きを嫌がる……。
犬を飼っている方で、歯磨きに関して悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
たしかに、犬が歯磨きを嫌がることは、飼い主にとっての悩みの種です。
だからといって、歯磨きをしないのはNG!
コツをおさえた歯磨きで、犬の歯をキレイにしてあげましょう。
この記事では、犬が歯磨きを嫌がる場合の対処法や、おすすめの便利グッズを紹介します。
飼い主のためにも、犬のためにも、ぜひ最後までご覧くださいね!
この記事を監修した獣医師 | |
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松本 千聖 | 岐阜大学応用生物科学部獣医学課程卒業。 3年ほど獣医師として動物愛護団体付属動物病院やペットショップ付属動物病院にて主に一次診療業務、ペット保険会社では保険金査定業務に従事しました。現在は製薬関係の業務に従事し、プライベートでは個人で保護猫活動並びに保護猫達の健康管理を行っています。 |
※商品紹介部分に関して監修者は関係ございません
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目次
犬が歯磨きを嫌がるのはなぜ?
そもそも、犬が歯磨きを嫌がるのはなぜでしょうか。
はじめての歯磨きを嫌がる場合もあれば、急に老犬が歯磨きを嫌がる場合もあります。
原因は主に2つ。
- 歯磨きが怖いから
- 口の中が痛いから
詳しく見ていきましょう!
歯磨きが怖いから
犬が歯磨きを嫌がる原因は、歯磨きを怖がっているからかもしれません。
なぜ歯磨きが怖いかというと……
- 口にふれられ慣れていない
- 歯ブラシに慣れていない
といった理由が挙げられます。
人間でも慣れていないことは怖いですよね。
犬にとって歯磨きは、慣れていない怖いものなのです。
口の中が痛いから
今まではおとなしく歯磨きをさせてくれた老犬が、急に歯磨きを嫌がるようになった場合は、口の中が痛いからかもしれません。
外からは見えないだけで、口の中を怪我していたり、歯周病にかかっていたりしている場合があります。
よって急に愛犬が歯磨きを嫌がるような場合は速やかに動物病院を受診するようにしましょう。
犬が歯磨きを嫌がる時の対処法
ここからは慣れていないなどの理由で、犬が歯磨きを嫌がる場合の対処法をお伝えします。
歯磨きをしようとして犬に噛まれる経験をした方も多いと思いますが安心してください!
下記3つの対処法を実践するだけで、すんなりと歯磨きに慣れてくれる犬は多いですよ!
- 犬の口をさわる
- ガーゼを使って歯を磨く
- 歯ブラシに慣れてもらう
「歯磨きをしようとすると逃げていく……」、「歯ブラシを当てると噛まれる……」といった方の解決策になるかもしれません!
1.犬の口をさわる
第1ステップは、「犬の口にさわる」です。
そもそも口をさわられ慣れていない犬に有効ですよ!
犬からすれば、歯ブラシよりも飼い主の手の方が安心できますからね。
コミュニケーションの中で、犬の口にふれる回数を増やしてみてください!
ただ、無理にさわるのではなく、ストレスを与えすぎないように口にふれてみましょう。
まずは顔からさわってみて、口元⇒前歯⇒奥歯のように、少しずつさわれる箇所を増やしていけばOKです!
2.ガーゼを使って歯を磨く
第2ステップは、「カーゼを使って歯を磨くこと」。
飼い主の手で口をさわられることに慣れた犬なら、受け入れてもらいやすいですよ!
ガーゼを使うステップで重要なことは、「歯を磨かれることに慣れてもらうこと」です。
さわりやすい前歯から挑戦してみてください!
重要なポイントは、少しずつ、歯を磨くという行為に慣れてもらうことです。
ただガーゼでなでる程度だと、磨かれる感覚に慣れてくれませんから。
指にガーゼを強く巻き付けて、歯茎を傷つけないようにしつつ、歯の汚れをとるように行いましょう!
3.歯ブラシに慣れてもらう
第3ステップは、「歯ブラシに慣れてもらうこと」です!
いきなり口に当てると嫌がられるので、まずは歯ブラシで遊んであげましょう。
歯ブラシを見せたり、においをかがせたりして、「歯ブラシは怖いものじゃないよ!」と教えてあげてくださいね。
口に入れる時は、磨きやすい前歯から順番に試せば、犬のストレスになりません。
また、歯ブラシは濡らして滑りをよくしてから使いましょう。
ただ、歯ブラシに慣れても、口には入れさせてくれない犬もいます。
その場合は、歯ブラシにペーストを付ければ受け入れてくれるかもしれません。
後ほどおすすめの歯磨きをペーストを紹介するので参考にしてくださいね!
嫌がる犬の歯磨きのコツ4つ!
「努力しているけど犬が歯磨きを嫌がる」、「歯磨きしたいけど犬が噛む」、そんな方でも諦めないでください!
嫌がる犬の歯磨きのコツ4つをおさえれば、歯磨き嫌いを克服できるかもしれませんよ。
- 少なくとも3日に1回磨く
- 短時間で磨く
- ご褒美と一緒に
- コミュニケーションを大事に
ぜひ1度試してみてください!
1.少なくとも3日に1回
犬が歯磨きを嫌がる内は、歯磨きの頻度を減らすことが効果的です!
焦らずに根気よく挑戦しましょう。
ただ、3日1回のルールはおぼえておいてください!
犬の歯に付いた汚れである歯垢を3日間放置していると、固まって歯石になってしまいます。
慣れていないうちは仕方ありませんが、できれば3日に1回は歯を磨いてあげてくださいね。
2.短時間で磨く
多くの犬にとって、歯磨きは楽しいことではありません。
特にまだ歯磨きに慣れきっていないなら、長時間の歯磨きを嫌がります。
なるべくストレスを与えないために、短時間でパパっと磨いてあげましょう。
飼い主からすると、全部の歯をゴシゴシ磨きたいと思いますが、完璧を目指さなくてOKです!
「今日は前歯」、「明日は奥歯」といったように、数日に分ければ1回の歯磨きは短時間で済みます。
3日間かけて全部の歯を磨ければ問題ありませんよ!
3.ご褒美と一緒に
歯磨きに慣れていないうちは、歯磨きとご褒美をセットにすると効果的です。
大好きなおやつをあげたり、散歩に連れていったりすれば、「歯磨き=ご褒美」だと思ってもらえます!
歯磨きだけだと嫌がる犬でも、ご褒美がもらえると知れば、喜んで受け入れてくれるかもしれません。
毎日の習慣に取り入れてみてくださいね!
4.コミュニケーションを大事に
歯磨きはやらないといけないことですが、大事なコミュニケーションでもあります。
飼い主との信頼関係が重要です!
お利口に歯磨きさせてくれたなら、たっぷり褒めてあげましょう!
飼い主が歯磨きを楽しいと思えば、その気持ちは犬にも伝わります。
歯磨きは一緒にするものと考えて、コミュニケーションを取りながら歯磨きをしましょう!
犬が歯磨きを嫌がる場合の便利グッズ8選
犬が歯磨きを嫌がる場合の便利グッズ8選をご紹介します!
- 舐めるだけでOK!歯磨きペースト
- 噛むだけでOK!デンタルガム
- 飲み水に混ぜる!液体デンタルケア
- 遊びながら!デンタルケアおもちゃ
- きれいに磨ける!デンタルブラシ
犬の好みに合わせて試してみてくださいね!
1.舐めるだけでOK!歯磨きペースト
歯磨きペーストは、歯ブラシ付けて使うアイテムです!
犬の歯に有効な成分が含まれているので、舐めるだけでも効果があります。
また、味や香りがするので、歯ブラシだけだと嫌がるような犬でもくわえてくれますよ!
1.ドクターデンタルワン
ドクターデンタルワンは歯磨きタイムをご褒美タイムに変身させてくれる歯磨きジェルです。
愛犬好みで美味しい味なので、使い始めてから手間が減ったと好評。
わんちゃんへの負担も少なく作られているので、歯磨きに困っている方hぜひ試してみてくださいね。
2.Dr.WANDEL+KANDELセット
Dr.WANDEL+KANDELは「ジェルを乗せて噛ませるだけ」でデンタルケアができる歯磨きセットです。
獣医師からの効果が認められ、全国の動物病院や動物関連施設で使われています。
「歯磨きがワンちゃんの負担になっているな…」と感じるにおすすめです。
永年全額返金保証付きと、お試し気分で購入できるも人気のポイントとなっています。
3.DENTAL GEL for dogs
甘いフレーバーを使ったDENTAL GEL for dogsは犬も喜ぶ歯磨きジェルです。
7種類の菌ケア成分を配合しており、口臭やお口の汚れの改善が期待できます。
初回のトライアルならお安く購入できるのでわんちゃんの好みに合うかどうかを気軽にお試しできます。
DENTAL GELトライアル《990円》をAmazonで見る
\最大10%OFF!/KINS WITH DENTAL GEL for dogs(犬用 デンタルジェル)の口コミは?メリット・デメリットや使い方、安全性についても解説!4.マインドアップ 犬口ケア犬用はみがき
マインドアップ 犬口ケア犬用はみがきは研磨剤を含んでいるので、短時間でも効果的に歯を磨けます!
研磨剤は歯や骨と同じ成分の「ヒドロキシアパタイト」なので、安全面もバッチリ!
多くの犬に好まれるミルクフレーバーです。
2.噛むだけでOK!デンタルガム
犬用デンタルガムは、噛むだけでも歯をキレイにする効果があります!
唾液を分泌させることで口の中を殺菌する仕組みです。
デンタルガム選びで重要なポイントはこちら!
- くわえた時に両端が2センチくらいはみ出るサイズ
- 噛む力が強い犬は茶色タイプ
- 噛む力が弱い犬・子犬は白色タイプ
- 愛犬好みの匂い
食後の歯磨きにピッタリですよ!
PETKISS 食後の歯みがきガム 超やわらかタイプ
PETKISSのデンタルガムは、ねじり形状なので歯垢をからめとってくれます!
とても柔らかいタイプのガムなので、子犬や老犬にもぴったりです!
中大型犬はこちら!
3.飲み水に混ぜる!液体デンタルケア
液体デンタルケアは、飲み水に混ぜるだけで歯の汚れを予防します!
犬が歯磨きを嫌う場合や、飼い主が歯磨きに時間を割けない場合には最高のアイテムです。
いつもの飲み水に、少量加えて与えましょう!
トーラス 歯みがきラクヤーリキッド
トーラス 歯みがきラクヤーリキッドは、完全無添加の液体デンタルケアです!
無味無臭なので、犬が嫌がることなく飲んでくれます。
いつもの飲み水に1プッシュ加えましょう!
4.遊びながら!デンタルケアおもちゃ
デンタルケアおもちゃは、噛みながら遊ぶことで歯の汚れを取るアイテムです!
楽しみながら歯磨きにもなるなんて最高ですよね。
飼い主と一緒に遊べば、コミュニケーションにもなります!
CEESC 犬歯磨き ワンちゃん 噛むおもちゃ
「CEESC 犬歯磨き ワンちゃん 噛むおもちゃ」は、耐久性に優れたデンタルケアおもちゃです!
噛むと音が鳴るので、犬が楽しそうに遊んでくれますよ!
5.きれいに磨ける!デンタルブラシ
歯磨きに慣れた犬には、デンタルブラシを使いましょう!
デンタルブラシ選びのポイントは、犬の口に合ったブラシを選ぶこと!
無理なく口に入れられるサイズ感がベストです。
大きすぎると、口内を怪我してしまうので要注意ですよ!
またデンタルブラシ使用後はキレイに洗うことが重要です。
菌が溜まりやすいの気を付けてくださいね!
定期的に新しいものに交換しましょう。
ビバテック シグワン
ビバテック シグワンは、360度にブラシが付いたデンタルブラシです。
狙った箇所を磨きやすいので、短時間で歯磨きできます!
中大型犬はこちら!
犬が嫌がるのに歯磨きが大切な理由3つ!
そもそも、なぜ犬が嫌がるのに歯磨きをする必要があるのでしょうか?
犬と人間の歯は異なる性質を持ちますが、どちらにせよ下記の理由により歯磨きは必要です!
- 歯周病予防のため
- 犬の歯周病は危険だから
- 犬の口臭予防のため
3つの理由を解説していきます。
1.歯周病予防のため
犬はとっても歯周病にかかりやすい動物です。
虫歯にはなりにくいのですが、口の中の汚れである歯垢が石灰化して歯石になりやすく、放置していると歯周病にまで進んでしまいます!
2.犬の歯周病は危険だから
犬は口と鼻の距離が近いので、歯周病の被害は口内だけに収まりません。
口と鼻の間に穴が空いてしまったり、眼球にも影響がでたりします!
内臓にまで被害が及んでしまう場合もあるので要注意です。
3.犬の口臭予防のため
歯磨きを怠ると、口臭につながってしまいます!
かわいい愛犬の息が臭くなったら嫌ですよね……。
それでスキンシップの時間が減ってしまったら、仲も悪くなってしまいます。
飼い主も犬も気持ちよくいるために、忘れずに歯磨きしてくださいね!
歯石は放置すればするほど落としにくくなるので、息が臭くなる前に予防しましょう!
まとめ:犬が歯磨きを嫌がるなら適切な対処法を!
今回は犬が歯磨きを嫌がる場合の原因や対処法、おすすめグッズをご紹介しました。
飼い主にとって、犬の歯磨きは悩みの種ですよね。
子犬が歯磨きさせてくれなかったり、老犬が歯磨きしようとしたら噛んできたり……。
ただ、適切な対処をして、便利なグッズを使えば、犬が歯磨きを嫌がらなくなります!
かわいい愛犬とずっと仲良く暮らすためにも、忘れずに歯磨きしてあげてくださいね!